第62回明新会総会実行委員会の1年間にわたる活動を、どうにか無事に終えることができました。昭和61年卒業生411名がココロを一つにした『45歳の学校祭』でした。もっと大きな達成感や解放感で満たされることを想像していましたが、終わってみれば寂しさばかりが残っています。祭りの後の寂しさ。これまでの45年の人生で経験したことのないような、実に濃密な1年間（実際には、ほぼ2年間）でした。

　そんな私たちが掲げたテーマは「ココロノヒ」。皆のココロにある「火」、「日」、「碑」、「秘」．．．。あの頃母校で育んだそれぞれのココロノヒが、久しぶりの再会に再び動き出し、互いに刺激し合い、そして、また新たなヒが灯る。そんなあたたかな同窓会の集いを演出できたのではないかと思っています。

　こうして大盛会のうちに開催することができましたのも、ひとえに、あたたかくご指導・ご支援いただきました恩師の先生方や諸先輩方、快くご協賛いただきました広告スポンサーの皆様方のおかげでございます。心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

　そして、献身的に準備活動に尽くしてくれたF61の仲間たち。こんなに素敵な同級生に恵まれていたとは、不覚にも18歳の未熟な私には気がつくことができませんでした。45歳にして真につながった絆。これからの人生を力強く歩んでいくための大きな財産を手にすることができました。みんな、本当にありがとう！F61バンザイ！